福岡市の大橋に住んでいる中村道子さん(仮名)の体験談です。「去年の10月のことです。私にとって許しがたい事件が起きてしまいました。天神の新天町のアーケードを歩いている時でした。その日は、金曜日の昼下がりで、夫が出勤した後なので、私は友人とショッピングを楽しんでいたのです。すると友人が「あれあなたのご主人じゃない?」と言ったので振り返ると、そこには旦那が立っていたのです。夫の仕事は、商業施設のプランナーで、ショッピング施設の調査をしているので、別に平日の午後に天神にいても普通のことです。私は夫に近づいて声をかけようとしましたが、よく見ると旦那の横に見知らぬ若い女性がいたのです。最初は、仕事の部下かと思ったのですが、腕を組みまるで恋人同士のようでした。私よりもかなり年下で20代中盤ぐらいの年恰好です。私の友人もそれに気づきひきつった顔をしていました。私は、無言で友人の腕を取り、急いでその場を離れました。友人にはこのことを誰にも言わないようにお願いして別れました。その日の夜、仕事から帰ってきた旦那にさりげなく「今日はどこにいたの?」と聞いてみました。すると旦那は一瞬、とまどいの表情を見せましたが落ち着いた様子で「今日は、博多駅の市場調査をしたんだ」と返答したのです。これで私は旦那の浮気を確信したのです。昼間の女性が仕事仲間でないのなら、そんな嘘をつく訳がないからです。」